マクドナルドで「神対応」をされました。

 

 こんにちは。いつもブログを読んでくださり、ありがとうございます。
 今回は「マクドナルドで感動したこと」をお話させていただきます。
 
 私は図書館や喫茶店、ファミレス、マクドナルド、スタバなどいろいろなところでノートを広げて執筆作業をしています。家よりも集中できますからね。先日、マクドナルドを訪れたときに「おお!」と感動したことがあったので、そのお話をさせていただきますね。
 私はマクドナルドに着いて「ホットキャラメルラテ」を注文し、受け取ってから席に着きました。執筆道具を準備して、スマホで音楽をかける準備をしてイヤフォンを耳に装着し、シャープペンを持って「今日の目標」をノートに書き始めました。ちなみに猫舌なのでキャラメルラテにはまだ口を付けていません。数行書いたところで、人が近づいてくる気配を感じて顔を上げると店員さんが私に声をかけてきたのです。よく見るとホッとドリンク用のカップを乗せたトレイを持っています。なにも注文してないので何事かをビックリしていたら店員さんが丁寧に説明してくれました。

「申し訳ありません。キャラメルラテにシロップを入れ忘れてしまったので交換させていただきます」
 
 私は口をつけていなかったので気づいていなかったのですが、店員さん自らシロップを入れ忘れたことに気付いて、自分から交換に来てくれたのです。自分のミスに気付いて、相手から言われる前にミスを挽回したのですよ。なかなかできることではありませんよね。実際には「向こうが言ってきたら謝って交換すればいいや」と思う方が多いと思うのですが、マクドナルドの接客指導が行き届いているのか、その店員さん個人の接客方法なのかは不明ですが、指導されていたとしても実践するかどうかは人それぞれなので結局は店員さんの判断だったのでしょう。指摘もしていないミスを自分から「すみません」と認めて挽回してくるなんて…本当に凄いです。「接客でここまで感動するなんて…マクドナルド…侮れない!!」という気持ちになりました。
 そこから色々考えていたのですが…大人にとって足りないものは「言われたら対応すればいいや」とミスをしても言われるまで放置することです。小学生のときとかは「悪いことをしたら謝りなさい」とか「言われてからでは遅い」とか耳にタコができるくらい言われるのに、大人になるとおざなりになりますよね。そして、ミスと気づいて相手に謝ろうとすると上司から「向こうが気づいたら対応すればいい」みたいなことを言われて、結局それが大きな問題になって全部自分のせいにされたりとかもあります。今回はマクドナルドでたかが数百円のキャラメルラテの話ですが、「ミスに気付いて、相手から指摘されなくても素直に謝る」ことに小さいも大きいもなく、すべての物事に対して「しなければならない」ことなのです。
 私自身が口をつけておらす気づいていないときに店員さんが「すみません。シロップ入れ忘れました」と交換しにきてくれたから「こっちから指摘したわけじゃないのに、自分からミスを認めて挽回してるってすごいな」と感動話になるのです。私が飲んでいて「ん?おかしいな」と思っているときに店員さん自らが交換しにきてくれても、やはり感動話です。しかし、私自信が「すみません、甘くないんですけど…」と店員さんに言って交換してもらったら、たとえ丁寧に対応していただいても、ここまで感動はしません。「店員さんが自ら気づいて、こちらが指摘する前に交換しに来てくれた」から「あのマクドナルドって接客いいよなぁ。また行こう」という気持ちが強くなるのです。
 これがファーストフードであろうと、高級フレンチであろうと感動するかどうかの基準は同じです。美味しい高級フレンチであったとしても店員に対して不快感を抱いたら二度と行きたくないですし、ファーストフードでも100円のたい焼きでも店員さんに「この人、素敵な人だな」と感じたら、また足を運びたくなります。食べ物だけでなく、品物や商談にしても同じことです。
 まさかマクドナルドでこんなに感動して、素敵な気持ちになるとは予想もしていなかったのです。仕事から帰宅した主人に開口一番「今日、マックでね~」と報告しました。
 
泪-rui-