情けは人のためならず 後書き【オリジナル小説】【短編】

 

こんにちは。

「情けは人のためならず」後書きです。

 

このお話はハッピーエンドではあるのですが、

単純に言えば「虐待を解決させるって、大変なんだよ」ということが言いたくて。

 

虐待の加害者、被害者、傍観者とか、

いろんな立場のいろんな感情があって。

 

被害者を中途半端に助けても、

あとの被害が大きくなるだけで、なんの解決にもならなかったりとか。

 

法的なこととか、いろんなルールの面でも、

公的機関が手を出すには限界があったりとか。

 

このお話では「ご都合主義」でいい方向に向かってますけど、

実際は、そんなことはありえないわけでして。

 

私自身も毒親育ちですが、

縁を切れて楽しく暮らせるようになったのは、

自分で稼ぐようになって、結婚してとか、

親がいなくても生きていけるようになってからです。

 

それまでは金は無心されたり、言葉の暴力、過干渉など最悪でした。

 

耐えながら、親を捨てる準備をしてただけです。

 

このお話は私にとって「こうであったらよかったのに」と言うただの理想であり、現実ではありません。

 

いいじゃない創作小説だもの。

ただ、自分の幸せを掴むために自らが努力して頑張らなければならないことは、事実ですね。

 

私はそうやって努力してきたからこそ、

今の幸せがあります。

 

まあ、辛い時期も長かったけど。

今が幸せだから、それでいいし。

これから先も幸せであり続けるために、頑張るよ。

 

幸せって、努力なんだよ。

報われるかどうかも、努力の方向性次第だよ。

短編小説を初めから読んで下さる方は、こちらから。

 

 

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