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こんにちは。
いつも読んでいただき、ありがとうございます。
　　
　　
読書感想文です。
　　
　　
今回は、
「准教授・高槻彰良の推察　民俗学かく語りき」でございます。
　　
　　

　　
　　
角川文庫から出版されてまして。
　　
著者は「澤村御影」。
　
　　
「准教授・高槻彰良の推察」はドラマ化もしてるらしいですが、
私は、そっちはよく知らないです。
　　
　　
この作品を知ったきっかけは、
「聴く読書　Audible」で、おすすめに流れてきたからです。
　　
　
Audibleで聴いた時の感想はこちら。
（記事内の情報は掲載当時のもので現在のものではありません）
　　
　　

　　
　　
前に、Audibleの方で聞いてたんですが、
表現技法で、声が歪むところがあって、
　
それが、ちょっと苦手でして。
　
　
なので、紙の本で買って読むことにしました。
　　
　　
というわけで、感想を。
　　
　　
ネタバレがあるので、嫌な方は読まないでくださいね。
　　
　　

　　
　　
　　
　　
私自身が、人間嫌いなので、
主人公の「深町くん」に感情移入してしまう部分がありまして。
　　
　　
私の場合、
「人間って、めんどくさい」という気持ちからで。
　　
　　
なんていうか、
「嘘がわかる」というよりは、
　
「わざわざその嘘に付き合ってあげるほど、私は優しくない」です。
　　
　　
要するにめんどくさがりなんですよ、私。
　　
　　
なんていうか、
相手の言葉の裏を読むのがめんどくさい。
　
だから、相手の言うことを
とりあえず、なんでも鵜呑みにしてる。
　
疑うのがめんどくさい。
　
　
だから、相手が嘘を吐こうが、
ぶっちゃけ、どうでもいい。
　
　
「私はあなたを信じています」のスタンスで、
　
何か問題が起きたら、
「あなたが、そう言ったよね」
　　
「まあ、今回は仕方ないです」
　
「でも、今後はあなたのことは一切信じませんので」
　　
　　
みたいなスタンスで生きてるので。
　　
　　
だから、他人の嘘に傷ついたり、
相手の反応に傷ついたりしてる深町くんは、
やっぱりとても優しい人だと思います。
　　
　
日本の悪しき風習に
「忖度」とか、いわゆる「わかってるよね」っていうのあるじゃないですか。
　　
　　
私、めんどくさいんで、
「はっきり言ってくれ」
「何が？」って聞いちゃうんですよ。
　　
　　
いや、だって、時間の無駄でしょ？
　　
　　
わかるって何が？
　　
　　
こう言うところが、
他人から見ると「おかしい」んだろうけど。
　　
　　
　　
自分のそう言うところを思い直しても、
やっぱり、深町くんは、
　
他人の嘘がわかってしまって、
嘘がバレてしまって、相手が傷つくことに心を痛めていて。
　　
やっぱ、優しいよ。
　　
　　
私はどちらかというと、
深町くんタイプじゃなくて、
　
高槻先生タイプだからさ。
　　
　　
嘘だなぁ、となんとなくわかっても、
適当に接しちゃうし。
　
この人、なんで嘘ついているのかなーって分析して、
自分の中で、勝手に解釈して、納得して、
　
「なるほどね！！」って顔に出しちゃう。
　　
　　
で、佐々倉みたいな人に、
思いっきり怒られる。
　　
　　
まあ、私は高槻ほどまで吹っ切れてないし、
若干、深町くんの「甘さ」みたいな部分もあるんだけどさ。
　　
　　
「准教授・高槻彰良の推察」を読んでいると、
　
「もう、私も彰良レベルに、吹っ切れたい」と思う。
　　
　　
だから、この作品に惹かれたのかなぁ、とも
　　
　　
　　
あと、後から気づいたのですが、
イラストを描いているので、
　
「鈴木次郎」さんで、なんか嬉しかった。
　
絵が少し変わっていたので、
名前を見るまで気づきませんでした。
　　
　　
高校時代から、気になっていた漫画家さんなので。
　　
　　
私が大好きな「峰倉かずや」さんのアシスタントやってた方なんですよ。
　　
　　
　　
諸事情で、
私、結婚してしばらくするまで、オタクとかけ離れて生活していたんで。
　
　　
そこらへんの事情はこちら。
　　

　　
　　
数年のオタク知識が、すっぱ抜けてるんですよ。
　　
　　
　　
　　
でも、やっぱり、
私の「好きセンサー」は当たるね。
　　
　　
いい小説に出会えて、
好きな漫画家さんが、イラスト描いてて。
　　
　　
　
幸せです。
　　
　　
　　
こちらは楽天市場の商品ページになります。
　　

准教授・高槻彰良の推察 民俗学かく語りき （角川文庫） [ 澤村　御影 ]

　　
　　
　　
「准教授・高槻彰良の推察」の公式情報はこちら。
　　
　　

　　
　
澤村御影さんの公式情報はこちら。
　　

　　
　　
　　
　　
鈴木次郎さんの公式情報はこちら。
　　

　　
　　
　　
　　
　　
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