オーナーの言葉に笑いすぎて、一番にそれを思い出してしまう。【京都寺町三条のホームズ6】【ネタバレあり】
こちら↓の小説の感想です。
ネタバレありますので、ご注意ください。

こんにちは。
いつも読んでいただき、ありがとうございます。
「京都寺町三条のホームズ6 新緑のサスペンス」の感想です。
ネタばれがありますので、ご注意ください。
このシリーズ初めての長編ですね〜。
読み応え抜群で、最初から最後まで一気に読みました。
「美術品の盗難」「高校生の失踪」が絡み合った事件を探偵の小松さんと一緒に解決するストーリーで、
個人的に小松さんのダメ親父感(実際はめっちゃいい男だし、めっちゃ有能)が大好物の私は嬉しかったです。
全体のストーリーも迫力があったし、謎解きも面白く、
ホームズさんの戦闘シーンもカッコよかったのですが、
一番気に入っているセリフは
オーナーの「くんずほぐれずちちくりあって〜」ですね。
冒頭でいきなり店に押しかけてきたオーナーが「職場恋愛禁止」と張り紙をするシーンがあるのですが、まずここで吹き出してしまいました。
というか、このシーンの印象が強すぎて、思い返した時にここが一番に思い浮かんでしまいます。
でも「葵ちゃんは、みんなの娘なんや」と
蔵の皆さんをはじめ、柳原先生も今まで関わってきた大人たちみんなが葵ちゃんを可愛がってくれていて、
腹黒で陰険な(オーナー談)ホームズさんと付き合いだしたことに
「葵ちゃんが娘になってくれるかも」と喜んでいる反面、相手がホームズさん(自分の孫)であることに
大きな不満を抱いていることがありありと見えて、とても笑ってしまいました。
鑑定士としては信用も信頼もしているけれど、
男としては信用がないんですね。
あと、一応未成年と交際するにあたり、
きちんと葵ちゃんのご家族に挨拶に行ったホームズさんに好感が持てました。それだけ真剣な気持ちってことですよね。
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京都寺町三条のホームズ(6)新緑のサスペンス [ 望月麻衣 ]
第7巻の感想はこちら。
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