ホームズさんの「弱さ」が露見して、葵ちゃんの「いい女度」が爆上がりした。【京都寺町三条のホームズ7】【ネタバレ感想】
こちら↓の小説の感想です。
【 京都寺町三条のホームズ 7 贋作師と声なき依頼 [ 望月麻衣 ] 】
こんにちは。
いつも読んでいただき、ありがとうございます。
「京都寺町三条のホームズ7 贋作師と声なき依頼」の感想です。
ネタばれありますので、ご注意ください。
円生との対決において、
葵を遠ざけたホームズさんに対し、本気で「ふざけんな」と思いました。
彼の「弱さ」が露見したというのでしょうか。
まあ、今まで「完璧な男」として描かれてきたけれど、
人間なので、どこか欠点というか弱い部分があるのは当たり前ですが。
今回、大活躍したのが「店長」ことホームズのお父さんですね。
ホームズさんが葵ちゃんと遠ざけた理由として、
祖父が「厄災はずべて配偶者にいく」と祈祷師に言われ、
実際に祖母は病気になり、離縁したら治ったり、
母が風邪を拗らせて亡くなっているので、不安になる気持ちもわかります。
店長は、その裏付けというか祈祷師が「祖母の再婚した男と懇意であった」ことを突き止めていて、
今まで起こった悪いことは「言葉による思い込み」で起きたことだと、葵に伝えました。
それを聞いた葵の頑張りで、ホームズさんは葵の元に帰ってきましたが。
私の持論ではありますが、「男は女にケツを蹴られないと行動できない生き物」なので
ホームズさんも結局は、そこらにいる男と変わらないんだな〜と少し安心した部分でもあります。
第1巻では「フィクションの中にいる“いい男“」という思っていたけれど、
ストーリーが進むごと、というか葵ちゃんがそばにいるからなのか、ホームズさんがどんどん人間臭くなっていきますね。
著者・望月麻衣先生に引用RTしていただきました!!
望月麻衣先生、ありがとうございます!!
楽天市場の商品ページになります。↓
第8巻の感想はこちら。
「京都寺町三条のホームズ」の感想一覧になります。