毒親を見返そうと頑張ることで心を守っていた【燃え尽き症候群から脱却するために】 (3/5)

 

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私は結婚してから毒親と絶縁しています。
 
 
一族の本家で家業もあり、
跡取りである私は「○代目当主」となる予定でした。
 
 
そのために育てられており、期待もされていたのです。
 
 
父は見栄とプライドの塊で、
数代前に落ちぶれた家を建て直したと勘違いしている成金であり、
 
母は家業や家事をせずに遊び歩き、
家のお金を使い込んで、更なる没落を招いた女です。
 
 
そんな両親だったので、
私は周囲から、かなり期待されていまし。
 
 
過疎化の進む地域であり、
情報と知識を武器に新しいことにチャレンジしていく私は異質であり、希望でもあったと思います。
 
 
家業の収益は上がっていたし、
お客さんも増えていました。
 
 
家業を手伝って、フルタイムで会社に勤めて、
さらには自分がやりたい仕事である「執筆業」で副業も始めていたのです。
 
 
その他にも情報収集や新しいことの勉強もしていたので、
「化け物か?」と驚かれたこともあります。
 
 
そこまでしていたのは、親のため将来のためであり、
本家の跡取りである私は、そこから逃れられないと思い込んでいたのです。
 
 
頑張ることが好きで、楽しんでいましたが、
毒親は「できる女」「期待される娘」が面白くなかったらしく、
「いじめ」のようなことを幼少期からされていました。
 
 
ストレスが慢性化してしまし、無自覚に心が壊れていき、
毒親に対して「目に物見せてやる」「ぶっ潰す」と、
さらに頑張るようになったのです。
 
そう思うことで、自分の心を守っていたのでしょう。
 
 

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