否定されることが、頑張ることのトリガーだった【燃え尽き症候群から脱却するために】 (4/5)

(3/5ページへ)

 
主人と結婚して、実家から離れました。
 
2年という条件で、2人で暮らしたのです。
 
 
半年立つ頃から、私の心が壊れ始めました。
 
 
主人は私に嫌がらせをしないし、否定もしません。
 
仕事の邪魔もしないし、むしろ応援してくれます。
 
 
そんな彼と暮らしていて、
親から否定されたり嫌がらせをされることに耐えられなくなったのです。
 
 
彼は、こうなることがわかっていたようで、
親から逃げると決断したら行動が早くて、
事前に色々調べてくれていたらしく、びっくりしました。
 
 
絶縁して、生活に安定が生まれます。
 
 
しかし、「否定されること」が頑張ることのトリガーだった私は、頑張ることができなくなったのです。
 
 
やる気が出ないし、もやもやしてグダグダになってしまいました。
 
 
主人は「今まで頑張ってきたのだから、少し休みなさい」と言ってくれたのです。
 
 
「否定されないことに、慣れなさい」
「穏やかに生きるのは、変じゃない」
「心のままに好きなことをしなさい」
 
 
そう伝え続けてくれました。
 
 
2年ほどウダウダしていたのですが、
「燃え尽き症候群なのでは?」と思い至ったのです。
 
 
小学生の時から親と戦って、
家業を手伝うようになってからは、
さらに気を張って、更なるバトルをして生きてきました。
 
 
縁を切って、全ての戦いがなくなり、
気が抜けてしまったのでしょう。
 
 
「頑張れない2年」で思考力や知識を得る力というか、
脳が衰えたのです。
 
 
その原因が「燃え尽き症候群」であると自覚できたので、
「ひたすらに頑張る私」ぬ戻るための練習が始まりました。
 
  

次へ

アルファポリスでも公開しています。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA