「古事記」を読んで「神も人間も浅ましさは変わらねぇな」と思いました。まあ、人間は神の模倣で作られたらしいので。
こんにちは。
いつもブログを読んでいただき、ありがとうございます。
先日、図書館で「古事記」の漫画を借りてきました。
こちらです。
![](https://rui-world.net/wp-content/uploads/2021/07/E1BB177D-2B27-4A0D-8A27-659FFDFAF08A-1024x768.jpeg)
なんとなく気になって手に取ってみたのですが、
内容が「サラ〜」と読めるようなものではなかったです。
文章よりも読みやすいとは思うのですが、
「スサノオノミコト」とか「アマテラスオオミカミ」とか出てくる名前がひたすらに難しい。
古事記は、ヤオロズの神の話なので、
ゲシュタルト崩壊しそうな名前がたくさん出てきます。
古事記の全体的な流れを掴むには、ちょうどいい感じですが、
私の性格上、そこから色々考え始めてしまうので読むのに時間がかかりました。
古事記は人間が誕生するまでの「神たち」の話です。
読んでみての感想は、
「ヤオロズの神」も「人間」もたいして代わりがないなということです。
古事記の中でも、神たちは争うし、嫉妬や妬みからトラブルは起きます。
権力争いもあるし、弱者に頭を下げさせることも普通です。
まあ、人間は神を模倣して作られたとも言われているので、当然なのかもしれません。
「神」を崇拝し、完全完璧な存在として崇める風習はありますが、
古事記を読むと「いや、崇拝するようなもんじゃないな」って感じです。
というよりも、人間の本質的なものが今の人間よりも素直に出ています。
現代は、いじめや権力争いが陰湿化しているので、
「神たちの方が、いっそ清々しい」とすら感じました。
はっきりと言えば、
古事記を読んでの感想は、
「人間を作った神ですら、こうなんだから。人間が醜い嫉妬や妬みから虐めなどが起こるのは当たり前かもな」です。
あとは、「神は崇拝するものではなく、参考にするもの」ということも
「そこから、自分の生き方を自らが決めることだ」と改めて理解しました。
まあ、私は昔から「私の神は、私」という人間で、
宗教学は勉強しても「私の生き様」に反映させるだけです。
るい
![](https://hbb.afl.rakuten.co.jp/hgb/15fbea93.0ca4f06e.15fbea94.6bc4bd0f/?me_id=1213310&item_id=11925425&pc=https%3A%2F%2Fthumbnail.image.rakuten.co.jp%2F%400_mall%2Fbook%2Fcabinet%2F8623%2F86238029.jpg%3F_ex%3D240x240&s=240x240&t=pict)