日本の法律では毒親との関係を完全に断つのは難しいのですよ。②

 

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 毒親と縁を切るときに警察や市役所などいろいろな場所に話をしにいったのですが、各所の方から「それぞれの機関でできることと、できないことを理解してくれているから助かる」という雰囲気の言葉をかけられることがあります。
 基本的には私も「商売人」でありフリーランスなので自分の中で「ここまではできるけど、それ以上は絶対にできない」という線引きを持っています。「これ以上やったら、ルール違反になる」というものがあることは理解していますし、やってしまったら後で大きな問題になることを理解しているので相手に「なんでできないの!?」「私が頼んでいるんだから、やってよ!」などと押し付けることはしません、それは自分が「範疇ではない」ことを押し付けられたら困るし、嫌だからです。自分がされて困ること、嫌なことを相手にすることは私のルールに反します。特に警察や公的機関の場合は「ここまでしかできない」という明確なルールがないと社会的秩序を乱してしまう結果になるのです。私のワガママで秩序を乱すことはできませんし、許されることではありません。
 私にとって毒親との関係がつらくて関わりたくないと思っていても、警察にも役所にも手助けできることとできないことがあるのです。というか、戸籍を辿れなくするとか「なにかあったらすぐに相談を」と言ってくださっている時点で充分に手助けしていただいているので、それ以上を望むことはありません。あとは、なにかあったときに私自身が「どこに連絡するのか」「どう対処するか」といったマニュアルを用意することです。
 まあ、毒親との関係を断つって日本の法律ではまだまだ難しいし、面倒くさいのですよ。遠回しにいろんな対策を講じるしかないのです。
 
泪-rui-

 

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