私は瞬時に判断してすぐに体を動かすことができません。
こんにちは、泪-rui-です。
先日、ネットニュースで「作業員をバカにしたのでブチ切れた」というものを見ました。
「もっと頭を使えばいいのに」などという言葉があったようですね。
作業着を着て仕事をしている方、ガテン系と呼ばれるお仕事をしている方が頭を使っていないと思っている方だいることに驚きました。
とりあえず、私のことを例にお話させていただきます。
私はブログや創作をして活動していますので、簡単に言えば「頭脳労働」です。
恐らく「8割」くらいは頭を使っていると思われます。
あとは体の巡りをよくするために、たまにストレッチなどの運動をしますね。
殆どが「頭脳労働」で頭に浮かんだものを文章に起こすのがお仕事です。
私はガテン系の事業を営む家に育ちました。
ショベルカーなども「試しに」という名目で動かしたこともありますし、作業を手伝ったこともあります。
しかし、私の場合は頭で考えてしまって、なかなか体が動かないのです。
頭の中で「こうなって、こうで」と理論を組み立ててしまって体を動かすことが遅れてしまいます。
ゆえに、作業員的な仕事は、まったくできません。
まあ、とろくて主人から車の運転を止められているくらいなので、そんなもんです。
たまに「脳と体が直結していないのではないか…」と思ってしまいます。
(でも、キーボードを叩くのはかなり早いので、脳と指先だけは直結していると思います)
そんなわけで、私は作業員とか工事現場で働いている方たちは凄いなぁと思います。
私は「文章を書く」ことは得意ですし、それを仕事とさせてもらっていますが、
逆を言えば「それしかできない」のです。
工事などの現場をみていると、かなり効率的に作業をしていることがわかるし、そういう分析をすることは得意なのですが、実際にやれと言われても体が動きません。
頭で考えることが先行して、もたもたしてしまうのです。
実際に工事現場などで働いている作業員の方たちは、経験などから無自覚に適切な作業をしているのかもしれませんが、
それは脳内に蓄積されたデータを無意識に使用してるだけであって、頭を使っていないわけではありません。
無意識にフル稼働しています。
というか、本当に頭を使っていないのなら私たちが普段使っている道路や、素敵な建物などができるわけがありません。
あと、作業員であっても今は事細かな日報を書かなくてはならない場合もあります。
工事などは役所からもらう仕事が殆どなので「記録」が義務付けられています。
その日の作業人数、工程、事故の有無など、かなり事細かに書かなければなりません。
私も日報の原本を見たことがありますが、1日泥だらけになって働いたあとにこんな細かい記録をつけるって、大変なんだなぁと思いました。
話を纏めると、身体を動かす仕事をするときは、頭で考えることが先行してしまって体を動かすことができないので、
結局は、パソコンに向かう仕事しかできないということです。
工事現場で働いている方たちのように、頭を使いながら並行して体を動かすことは私にはできません!
あとは工事現場の近くを歩いて通るときにガードマンや現場の方に迷惑にならないようにしているのですが、「いいの?行っていいの?」と戸惑って結局はガードマンの方に迷惑をかけているくらいの女です。
泪-rui-