挨拶ができないのは問題だけど、なにかしら事情があるのかもしれないから気にせずにこちらから笑顔で挨拶できる人でありたい。

  

こんにちは、泪-rui-です。
 
最近になって思うことがあります。
 
 
ビジネスマナー本や、SNSなどで「挨拶をしない人間は、ダメだ」という言葉を観ます。
 
私も挨拶は人としての基本だと考えていますし、
挨拶をしない人に対して「ん~?」と不快な気持ちを抱くのも事実です。
 
確かに不快な気持ちを抱きはするのですが、
 
「なんか元気がない人だなぁ」
 
「なにかあったのかなぁ」とも思うのです。
 
 
世の中にはいろいろな方がいますから、
 
「挨拶なんて、くだらない」
 
「めんどくさい」
 
「なんで俺がこいつに挨拶しないといけないんだ」と思って故意に挨拶をしない方もいるでしょう。
 
この場合は「人間としてダメだわ~」となります。
 
 
けれど、「挨拶をしない」ではなく、
 
「挨拶をすることに戸惑いを感じてしまう」人も多いのです。
 
 
人と関わることが苦手だったり、
 
なにかトラウマがあれば、挨拶することに戸惑いを感じ、
 
「挨拶しなきゃ」と思っても、声に出すことができません。
 
 
うつ病などの精神疾患であったり、
 
いじめやパワハラを受けていて、人間関係が怖くなってしまっていたりと、 
 
人それぞれ事情は違います。
 
 
「おまえの声は気持ち悪い」とか、
 
「喋り方がきもい」なんて暴言を受けていたとしたら初対面の人の前で声を出すことを躊躇してしまいますよね。
 
 
挨拶ができないなら社会人なんて務まらない!なんていう人もいますが、
 
人が怖くても、トラウマを抱えていても働かなければ生きていけません。
 
だからこそ、恐怖を抱えながらも人のなかで働いているのです。
 
 
会社側としては、社会人としての基本としてビジネスマナーを求めることは理解しているのですが、
 
人にはそれぞれ事情があったり、トラウマを抱えていたりするのだから、
 
多少は多めに見てあげてもいいのにな、なんて思います。
 
 
こういう考え方は「甘い」ので、
 
私が会社勤めに向かない部分なのでしょうね。
 
起業利益にならなくなってしまうから。
 
 
「甘い」とか「それで会社に利益になるか!!」と言われるのはわかっているけれど、
 
それでも、それぞれの事情を受け入れて、
 
人に優しくできる社会であればいいなと思ってしまいます。
 
 
もし挨拶をしても、返してくれない人がいても、
 
その方の表情や態度から「苦手なんだな」「人が怖いのかな?」という気持ちを感じ取ったら、
 
挨拶ができるようになるまで、何度でも挨拶したいし、
 
「大丈夫だよ」って言いたいです。
 
 
そんなんだから私は「甘い」って言われちゃうんですよね。
 
けれど、甘やかす人がいないと、
 
心が弱っている方たちは、さらに生きづらくなってしまうでしょ。
 
 
だから、私は甘やかしていいのです。
 
元気になってきたら、少しずつ厳しくします。
 
 
泪-rui-
 
 

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