世間的に「おかしい」ことでも、毒家庭では「当たり前」として育てられます。社会に出てそれを「おかしい」と理解したときの精神的ダメージは大きいですよ。

 

こんにちは、泪-rui-です。
 
うちの主人は基本的に相手を待たせることをしません。
 
そして、私もしません。
 
 
付き合っているときも、お互いが時間より早めに到着しているので、
 
「待つ」ことでイライラしたことは、ほとんどありません。
 
 
私が買い物している間、主人が待つことはありますが、
 
「15分で済ませてくるから」と時間を指定しています。
 
その間、主人はスマホゲームで遊んでいるのです。
 
 
主人がどうかはわかりませんが、
 
私は「待つ」ことが苦手、というよりは嫌いです。
 
誰かを待たせることも嫌いなので、
 
待ち合わせをしたときは、少し早めにつくようにしています。
 
 
その理由は、幼少期から親に平気で数時間は当たり前で待たされることが多かったからですね。
 
小学校時代「必ず親が迎えに来る」という非常時の訓練のようなものがありましたが、
 
指定の時間から、かなり遅く一番最後まで残っていたので、かなり困っていました。
 
 
母は、平気で1時間は遅刻してきて悪びれもしません。
 
買い物に行って、何時に集合と決めても平気で約束を破り、電話にも出ません。
 
私は、ショッピングセンターのど真ん中でブチ切れたことがあります。
 
  
父も、平気で車内に2時間近く放置します。
 
釣りが趣味だったので、家族で出かけていても「いい川だ」と思うと、
 
トランクに常備してある釣り竿を出して、1人で川に入って数時間は帰ってきません。
 
私と妹、母は車内に置き去りです。
 
勝手に、移動すると罵詈雑言が待っているので、大人しく車内待機しています。
 
 
私は幼いころから順応性と対応力が高かったので、
 
親と出かけるときも含め、いつも本を持ち歩き、
 
家族で車で出かけるときは、宿題も持っていきます。
 
 
母が1時間は平気で遅れてくることは理解しているので本を読んで時間をつぶすのです。
 
車内放置されたら、本を読んだり、宿題を片付けたりするのです。
 
 
私はそうやって対応してきたのですが、
 
妹や母は、なんの準備もしないので、不満は募る一方でした。
 
そして、対応できてしまう私に対して八つ当たりします。
 
私から言わせれば、「わかりきったことなのだから、なぜ準備をしてこない」なのですが、
 
きっと、「今日は放置されないだろう」と期待していたのかもしれませんね。
 
私は一切期待していなかったので、裏切られることはありません。
 
 
というか、人を平気で待たせたり、勝手にどこかに行って待ち合わせに平気で遅れるのは、
 
父だけではなく、母も妹も同じなので、
 
私からしたら、「どっちも、どっち」です。
 
 
かといって、私が嫌な気持ちを抱いていなかったかどうかは別です。
 
期待をせずに、そうなっても対応できる準備をしていたとしても、
 
嫌なものは、嫌です。
 
 
そんな経験があるからこそ、
 
「人を待たせるよりも、早めに行って自分が待ったほうがいい」と思うようになりました。
 
 
そんなふうにしているうちに、「自分が待つのが当たり前」で、
 
待っている間に読書や仕事、勉強をしているのですが、
 
本の内容が「いいところ」であったり、
 
仕事や勉強が「のってきた」というときに、
 
「おまたせ~」と来られると、「今、いいところなんだよ!!」とイラつくようになりましたね。
 
 
待ち合わせに遅れてきたほうが悪いのか、
 
早めに着いて、ノリノリになってしまった私が悪いのか…という話なのですが。
 
 
さらに言うと、読書や仕事、勉強にノリノリになっているときに、
 
ふと声を掛けられた瞬間だけ、「今、すごく楽しいの」と幸せなオーラを出してしまうために、
 
そのあとにイラついていることに気付かれません。
 
 
ちなみに、これが男性だと「俺と会えるのがそんなに嬉しいのか」と甚だしい勘違いをされるので、要注意です。
 
 
つまりは、私は適応力と順応性が高いのです。
 
それを無意識で対応しているところがあるので、
 
自覚のないストレスが溜まっていきます。
 
 
他にもいろいろ事例はあるのですが…。
 
主人は私に「待たせる」こともしないし、
 
車内で数時間放置もしないので、「それが普通なのか…」理解したとたん、
 
無自覚で溜まっていたストレスが噴出します。
 
 
いやあ、毒親からの洗脳って怖いし、
 
それを「おかしい」と気づいたときの精神的ダメージはもっと怖いです。
 
 
世間的に「おかしい」ことでも、毒親の場合は子どもに世間を見せないようにしたりしてるので、
 
お気を付けください。
 
 
泪-rui-
 

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