第1回 毎日「さも当然」な顔をしてお昼頃から学校に行ってました。【自由すぎる不登校問題児】

こんにちは。

いつもブログを読んでいただき、ありがとうございます。

 

連載コラム「自由すぎる不登校問題児」を全10回に分けて書いていきます。

私は高校時代、不登校に近い状態だったのですが、辞めたくても辞めさせてもらえずにいました。

親や先生たちに無理やり登校させられていた私は「もう好きにしてやれ」と好き勝手していました。

まあ、問題児です。

 

その中のエピソードを紹介していきます。

 

第1回は「なぜか登校指導の日は早く行く」というお話です。

 

私の通っていた高校は定期的に「登校指導」がありました。

服装や交通マナーが守られているかはもちろんですが、

「遅刻ギリギリではなく、5分前には校舎に入っているか」といった指導もあります。

 

高校2年以降の私は、基本的にはお昼過ぎから学校に行っていたので無関係なのですが、

知らされてもいないのに、なぜか登校指導の日は朝から行っていました。

と言っても、遅刻ではあるので教師に捕まって説教が始まります。

 

私のことを知っている先生ではなかったのですが、

知っている先生も「たまには怒られればいいだろ」という感じで遠くから見ていました。

 

5分くらい説教を聞いていたのですが、

その先生が「お前は、いつも何時ごろ来るんだ!!」と聞いてきたので、

 

さも当然という顔をして、

「いつも昼頃に来ています」と答えました。

 

直後に、説教をしていた先生と、

周りで怒られていた生徒、及び説教していた他の教師、

さらには、後ろにいた私のことを知っている先生たちも固まって沈黙が訪れました。

 

私を説教していた教師は、気を取り直し、

「夜に眠れないのか」という言葉を皮切りに、安眠方法を一生懸命説明してくれたのです。

 

私を知る学年の先生たちが見るに見かねてやってきて、

「○○先生、その子は大丈夫ですから」と解放されました。

 

通っていた高校はスポーツが有名な校則が厳しい公立高校だったのですが、

偉そうに説教する先生ほど、「さも当然」と正論を答えると急に辿々しくなるところがあったのです。

正直、そこが面白かったのですが。

 

この一件から、

いつも昼頃に登校する私が「なぜか登校指導日は朝に行ってしまう」ことがあっても、

「お前は、いいから行け」と説教されることは無くなりました。

 

遅刻することを悪いことと思っておらず、

毎日、お昼に登校することを「さも当然」と言ってのけるので諦めたのでしょう。

 

大人になった今だから思いますが、

なかなかの問題児でした。

これから語っていくエピソードからも

「なんで退学にならなかったんだ」と疑問でしかありません。

私は何度も「辞めます」って言ってるのに、学校側から止められてました。

  

るい

 

第2回はこちら。

 

  

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