第9回 人を好きになるために必死で努力して心と体を壊しかけていた私を救ってくれたのが、今の主人です。【引きこもりライフを手に入れるまで】
こんにちは。
いつもブログを読んでいただき、ありがとうございます。
連載コラム「孤独とは」です。
今回は「引きこもりライフを手に入れるまで」をテーマに全10回に分けて語らせていただきます。
第9回は「無理に好きになろうと努力する必要はない」というお話をします。
私は究極の人嫌いでありながらも、
周りの大人たちに人付き合いを強要され、人を好きになる努力をしてきました。
嫌なことを無理やりやらされるストレスで高校生の時に心を壊しかけています。
人付き合いをお金に変えれば、人と関わることができると開き直り、
社会復帰して人を好きになる努力を続けていましたが、
また心と体を壊しかけていました。
そんな時に、主人と出会ったのです。
彼は私が度を越した人嫌いであることを、早々に見抜いていました。
私が無理をしていることも、理解していたのです。
そして「そんな無駄な努力をする必要がある?」と言いました。
私ほどではないけれど、
主人もそこそこの人嫌いなので、
私の気持ちを理解してくれていたのです。
いわく「人嫌いが度を越しすぎて、1周まわった感じ」なのが、私と言う人間で、
誰とでもうまく付き合えてしまうのは、全部が「どうでもいいから」と分析してくれました。
人付き合いをするのは、幼い頃からずっと「1人でいるのは変だ」と言われ続けて来たからであって、
私自身が、人との関わりを欲しているわけではありません。
まだ周りがそう望むから、人と関わろうと努力して来ただけです。
望まないことを、心を殺して努力を続けることで、
私は心も体も壊しかけていたのです。
そんな時に主人と出会い、
「心身を壊してまで、嫌なことを必死で努力する必要ってあるの?」と言う神の声をいただき、
結婚を決めました。
主人も「あなたは、人と関わるよりも1人でいる方がスキルを発揮できるタイプだから」と、
引きこもりワークであることも、人と関わらないことも何も言いません。
周りに「1人が好きなのは変だ」と言われ続け、
人と関わること、人を好きになるために必死に努力して、心と体を壊しかけていた私を救ってくれたのが、主人なのです。
るい
第10回はこちらです。