閉鎖的な田舎で「最先端の働き方」をしていて陰口を叩かれてトラウマになっていたけれど…。①

 

 こんにちは。
 いつもブログを読んでくださり、ありがとうございます。
 
 新居のほうも落ち着いてきまして、「ほぼ通常運転」で執筆作業ができるようになりました。
 それでも、家の間取りや家具の配置が違うので家事の仕方が微妙に違ったり、集合住宅なので家事開始の時刻を気にしたりと、今までとは違うことにはまだ不慣れではあります。
 私は順応性が高いと自分でも思っていますが、さすがに入居してすぐ完全に順応できるわけではありません。というか、日々の暮らしというものは発見、改善、実行の繰り返しなので完全に慣れるということはあり得ません。

 

 新居は集合住宅で、旧アパートとは違って入居者も多いです。空き部屋もあるけれど、管理会社曰く「すべて入居が決まっている」そうです。
 実を言うと、私は集合住宅に苦手意識を持っています。今までは、ちょっと特殊な事情の物件に住んでいたのですが、今回は所謂「普通のアパート」です。ちゃんと管理されていて、入居者もたくさんいるという物件に住むのは初めてですね。
 そういった物件を選んでいた理由は、私が人間関係やご近所関係に不安を抱えていたからです。
 実家にいたころは、ご近所づきあいも、他の人間関係も普通にしていました。というよりも、田舎であり、実家は商売をしていましたので普通よりも濃かったように思います。そのころに人間関係で嫌な思いをたくさんしたので、多少の難があっても人がいなかったり人間関係が希薄なところを好んでいたのですね。

 

 私は実家にいたころから、ブログ収入を得ることを目標にしており、目的に向かって努力を惜しまず、家に籠っていたり図書館に通ったりしていました。あとは、身体のメンテナンスもしっかりしていようと散歩をしたり運動していました。私が運動するのは「仕事のため」「思考力のため」であり、本当は運動が嫌いです。あとは、人と競うことも嫌いです。
 誰かから聞く話も私にとっては勉強やネタでしかありません。私にとっては女性から話よりも、男性と仕事の話をするほうが好きだったので、近所からは「男好き」「色目を使っている」と陰口も叩かれていました。はっきりと言えば、男性と話しながらニコニコと対応していても頭の中は「この企業は○○なのか…公式情報やネット情報と照らし合わせてみよう」「この企業の株価の動きはどうなっているのか…」「この企業、ビジネス誌で○○って言ってたけど、現場はそうなのか」ということしか考えていません。
 基本的に私の行動のすべては、「仕事のため」に成り立っていました。
 閉鎖的な田舎だったので、私のそういった考え方を理解してくれる人は少なく、「あの子は、変わっている」「ちょっと、おかしい」と思われていましたね。はっきりと言えば、私は「仕事のこと」「金を稼ぐこと」しか考えていません。自分が得意なこと、好きなこと、面白いと思うことを基盤にして稼ぎたいという考えは閉鎖的な田舎では理解しがたかったのかもしれませんね。

 

 私自身は「犯罪じゃないんだから、稼ぎ方をグダグダ言うなよ」とか、「稼がないと生活が成り立たないのに、なぜ稼ぐことを悪く言われるのだ」と思って、陰口などは無視していました。それでも、「自分が決めた目的のために、遊ぶのも我慢して時間を作って努力しているのに、なぜ陰口を叩かれなくてはいけないのだ」とイライラしていたのも事実です。
 結局は、そうやって努力している姿や、仕事時間は異様に長くても、収入が上がって仕事が楽しくなっていつも楽しそうにしている姿を妬んでいただけのようです。そう気づいたのは、地元に住んでいる人たちからは否定されたり陰口を叩かれたりしたのですが、「地元から出て行った人」や「私の噂を聞いて実際に会いに来た人」からは、褒められたり認められたからです。あと、酔っぱらった地元男性から「るいちゃんは本当に凄い。俺は、勝てない」と愚痴られたこともあります。

 

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