給料が高校生並みな会社だったけど、そこには私にとっての利用価値があったのです。 ④

 

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 上司は私のことを散々バカにして役立たず呼ばわりいていましたが、結婚して辞めるときはかなり下出に出ていましたね。バカにしていたがゆえに「辞められたら困る」と言えなかったのです。私も上司を「お金がない」と騙していた部分もあるので申し訳ないとも思っているのですが、それでも「30歳も年下の部下に騙されるほうもどうかしている」とも思っています。私も自分がいなくなったら会社が回らなくなることはわかっていたし人生の大先輩たちからの話を聞けなくなるのも困るので自ら辞める気はなかったですが「クビにならないかなぁ。そうすればすっぱり辞められるのに…」とは思っていたので、「副業してます」「ほかに稼ぎがあります」というヒントをいくつも出していたのですが、まったく気づきません。「朝活してます」と公言するのも大ヒントのつもりだったのですが…「そんな早く起きるなんて馬鹿じゃないの」くらいしか言われませんでした。そんな上司のこともブログや小説を書く上でのネタやヒントになりました。

 

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