誰が悪なのかわかっているのに、法治国家である日本では少女が悪になってしまう。

 

 

こんにちは。

いつも読んでいただき、ありがとうございます。

 

 

先日、起きた事件について。

 

 

Yahoo!ニュースの記事です↓

中学生(14)の娘が母親を包丁で刺したか 母親(40)死亡 同じ部屋には小学生の妹も

 

 

14歳の少女が母親を殺害した事件がありましたね。

2年前に児童相談所が一時保護していたことが判明して、

虐待の疑いがあってとかなんだなぁ、と思いました。

 

 

私自身も毒親育ちなこともあって

少女の気持ちがわからなくもないです。

 

 

私の場合、殺害ではなく自死を選ぼうとしましたが、

苦しませる親か、苦しんでいる自身か、

どちらかを排除したいという気持ちは変わらないと思います。

 

 

実際、私も「親がいなければいいのに」と常に考えていたし、

けれども、親に養育されている身では逆らうこともできないから、

それゆえに、自らの命を断とうとしたのです。

 

 

親に虐げられていても、

親がいなければ生きていけないから我慢するしかない。

 

けれど、我慢の限界はいつかやってくるのです。

 

 

 

 

私は大人になってから親と縁を切って

今は、それなりに元気に楽しく暮らしていますが。

 

その決意をするにあたって大きな決断材料になった父の言葉があります。

 

 

それは「お前は殺されないだけ、幸せなんだよ」という言葉です。

 

 

つまり「殺す以外」のことで、

子供を傷つけることは、なんでもしていいと思っているのでしょうね。

 

 

虐待を無自覚でしている親って

「殺さなければ、何をしてもいい」と思っているのだと、

私は勝手に思っています。

 

 

だからこそ、子供がどんなに傷ついていても、

辛いと感じていても、無視できるし

「子供のくせに」とか罵倒できるんだなぁと。

 

 

 

法治国家である日本では、

14歳の少女に罪があることになってしまいますが、

 

正直なところ、彼女の気持ちは痛いほどわかります。

 

 

親に養われることしかできない未成年にとって

親からの虐待から逃げる方法なんて、ほとんどないのよ。

 

 

私だって、父親が母親を殴るたびに

「なんで父は母を殺さないのか」と思っていたし、

「殺してくれれば、2人とも片付くのに」なんて思っていたし。

 

 

なんというか、

この事件は「誰が悪なのか」は、わかっているのに

法治国家であるがゆえに、少女が悪になってしまうことに

モヤモヤしてしまいますね。

 

 

しかしまあ、法を乱したら法治国家が歪むので、

本当、難しいですね。

 

 

世の中、難しいことしかないんです。

 

 

 

 

次の雑記はこちら。

 

 

 

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA