秋人さんがめっちゃかっこいいと感じました。【京都寺町三条のホームズ9】【ネタバレ感想】
こちらの小説の感想です。
京都寺町三条のホームズ(9) 恋と花と想いの裏側 [ 望月麻衣 ]
こんにちは。
いつも読んでいただき、ありがとうございます。
「京都寺町三条のホームズ9 恋と花と想いの裏側」の感想です。
ネタばれありますので、ご注意ください。
今回、私が響いたのは秋人さんですね。
アンチが出てきたことに悩んでいるのではないかと心配していたマネージャーさんでしたが、
実際、秋人さんはそんなことを全く気にしてはおらず、
「アンチが出るのは仕方ない」
「全員に好きなってもらうのは無理」
「好きだと言ってくれる人を大事にする」
そう言い切った秋人さんが、かっこいいと感じました。
もちろん、気にしていないわけではないと思いますが、
それでもそういう姿勢で芸能活動に励み、自分を向上させようと努力をしていこうとする姿は、本当にかっこいいです。
ただチャラいだけの男ではなかったです。
登場時は「ちょっと嫌な感じ」だったのですが、
表面上がチャラいだけで、中身は芯が強いというか、
大物小説家の息子なだけあって、ブレない部分がありますね。
まあ、彼は父親のことを隠して芸能界で自力で成り上がろうとしていたわけですから、
元々そういう男だったのでしょう。
それも最初はただの反発だったのかもしれませんが。
なんというか、世間的にはチャラいイメージガ強いけれど、
努力している姿を外には見せず、実は思慮深いという、
某ビッグボスな野球選手を連想します。
ストーリーが進むごとに秋人さんを好きになってはいましたが、
第9巻で「マジで、かっこいいな」という気持ちになったのです。
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第10巻の感想はこちら。
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