特に悪いことはしていないのに、いつの間にか悪者になっている私。【毒親】【毒家族】

 
こんにちは。
 
いつもブログを読んでいただき、ありがとうございます。
 
 
今回は「毒親」「毒家族」に関係したお話です。
 
 
私は、母や妹から「お姉ちゃんばかり贔屓されている」と言われ続けてきました。
 
 
そのエピソードの中から1つ紹介しますね。
 
 
以前、妹に「お姉ちゃんのベッドはいい奴で、私はマットレスなんだけど!」と言われたことがあります。
 
それに関して「お姉ちゃんばかり、いいものを買ってもらっている」と言いたいみたいですし、
実際に、周囲に愚痴っておりました。
 
 
では、なぜ私のベッドは「いいやつ」で妹は違ったのか、
真相をお話ししましょう。
 
 
単純な話です。
 
私が私室で使用していたベッドは、亡くなった祖母が使用していたものだからです。
 
 
祖母は、がんを患っていて自宅療養していました。
ベッドは介護保険でレンタルしたものではなく、購入したものです。
 
とは言っても、「介護保険なんて利用するのは恥ずかしい」と、
意味のわからない見栄を張った父が買った、普通のベッドであり、
介護ベッドではありません。
 
まあ、祖母は寝たきりではなく、
歩くことはできたし、身の回りのこともある程度はできたので、
当時、ほぼニート状態で実家家業の手伝いや家事をしていた私がサポートして、
特に問題はありませんでした。
 
とは言っても、ベッドで横になっていることが多かったですね。
 
 
祖母が亡くなった後、
父が「ベッドを処分する」と言っていたので、
 
「じゃあ、私がもらう」と言って、譲り受けたのです。
 
 
当時は私も床にマットレスを敷いて寝ていました。
 
お金もなかったので、自分でベッドを買うこともできず、
「捨てるのは、もったいない」と思ったのです。
 
 
父から「一応、妹にも確認しろ」と言われたので、
きちんと「私がもらっていいか」と確認したところ、
 
妹はキッパリと「そんな汚いもの使うわけないじゃん」と言ったのです。
 
 
確かに祖母は加齢臭があったし、
部屋にポータブルトイレが置いてあったり、
飲み物をこぼしたシミがマットにありました。
 
 
それに関しての私の意見は、
 
「お金がないんだから、背に腹は変えられない」です。
 
 
もちろんマットのシミを落としたり、天日干ししたりして、
綺麗にしましたよ。
 
 
そんな経緯で祖母の使用していた、
妹曰く「いいベッド」が私の部屋に搬入されたわけです。
 
実際、そこまで「いい」わけではなく、普通のベッドなんですけどね。
 
 
初めの頃は、
「そんなベッドを平気な顔して使うなんて信じられない」
「よくあんなの使えるよね、気持ち悪い」と陰口を叩かれていました。
 
それに対しては、
前述した通り「金がないんだから、背に腹は変えれらないんだよ」と反論です。
 
 
数年後には、
 
「お姉ちゃんはお金がないくせに、あんないいベッドをお父さんに買ってもらってずるい」に変わっていました。
 
 
私から言わせれば、
 
「なぜ、そうなった!?」ですよね。
 
 
確かにベッドを購入したのは父です。
しかし、それは祖母のために購入したのであって、
祖母の死後、捨てるというので私が貰い受けただけで、
妹は「汚いからいらない」と言ったので、遠慮なく私物化しただけの話です。
 
 
さらには「捨てる」と言っていた父も、
「俺が使う予定だったのに」と言い出す始末でした。
 
 
このベッドの件に関しても、
最終的に「私が完全な悪者」になっています。
 
 
毒親、毒家族と暮らす中で、
「特に何もしていないのに、いつの間にか私が悪者になっていること」はたくさんありました。
 
 
この話を主人にしたところ、
 
「あーたは“プライドがないことがプライド“という生き方をしているから」
「そういうところが、妬ましいんでしょ」
「あなたが心地よくベッドで寝ているのを見続けて、悔しくなっただけだよ」と言われました。
 
 
本当、見栄とかプライドって、
生きるのに邪魔だよね〜。
 
 
るい
 

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