第8回 母の愚行が原因ではあるが、それを処罰しなかった父が1番の悪である。【家族の話】【毒親と縁を切った話】

 
 

こんにちは。
いつもブログを読んでいただき、ありがとうございます。
 
連載コラム【毒親】【家族の話】です。
 
 
今回は「母の愚行」についてお話しします。
 
 
本人が愚行と思っているかは別として、
娘から見た「母の愚行」です。
 
 
基本的に家事をしません。
寝ているか、出かけるかのどちらかです。
 
そして、やらないくせに誰かに役割を取られるのが嫌いで、
イチャモンをつけてきます。
 
私も幼い頃から多くの嫌がらせを受けてきました。
 
「お前がやらないから代わりにやってんだよ!」とブチ切れたことは幾度となくあります。
 
 
パチンコ依存症であり、浮気もしているようでした。
洗濯物のポケットの中からホテルのポイントカードを発見したこともあります。
 
父の稼いだお金を自分のものだと思っていて、
食費などの生活費をパチンコに注ぎ込んで、お金がなくなると
 
「父の稼ぎが悪くて、生活費がない」と不貞腐れて布団から出てきません。
 
私から見ても父は十分に稼いでいますし、
母が散財しなかったら、めちゃくちゃいい暮らしができたはずなのです。
 
水道光熱費は通帳から引き落として、
食費などは母が現金で受け取っていました。
 
母はパチンコをしていることを家族に隠していましたが、
全員が知っていましたし、浮気のことも知っていたのですが、
 
父に「どうにかして処罰しろ」と言っても聞き入れてもらえず、
私は母を完全無視して家事も期待せず、お金のことも全く信用しません。
 
そして、それが気に入らなくて私への嫌がらせが増えていくのです。
 
部屋からお金を盗まれることは日常茶飯事で、
荒らされたり、仕事の書類を破かれることも、パソコンを壊されたこともありました。
 
私にとっては一応は親ですので、
何か言っても「親にそんな口を聞くのか!」と一喝されて終わります。
 
父に言っても暖簾に腕押しなので、
次第に母に文句を言うのは諦めて、
なんとか対策をしながら、地道に「嫌がらせの証拠」「横領の証拠」「浮気の証拠」などを集めて、
タイミングを見て、一家もろとも奈落に落としてやろうと画策していました。
 
結婚後は別に暮らしていましたが、
数年経ったら、私の実家に戻る予定でした。
 
私自身、それなりに稼いでいたので、
「興信所を使って、母の愚行の証拠を揃える」と息巻いていましたね。
 
そのためにお金があるように見えない生活をしており、
それだけ復讐に燃えていたのです。
 
ちなみに父に関しても、
「奈落に落とすに値するあらゆる証拠」は集めておりました。
 
その超暗黒腹黒時代に出会った主人から、
「復讐しても、何も残らないよ」と数年かけて諭され、
結果的に親と縁を切り、今は平和に穏やかに暮らしています。
 
思えば当時の私は復讐に囚われすぎていて、
かなりヤバい人間でした。
 
 
根本的には母の愚行が原因なのですが、
それを対処せずに放置した父が1番の悪であると思っています。

 

第9回はこちら

 

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