パワハラを受け流すスキルを持っていても、最終的には逃げるしかないのです。②

 

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 パワハラ加害者には、相手を傷つけている自覚が一切ないので長い時間をかけて「こいつには敵わない」という恐怖を植え付けるしかないのです。そんなことを続けていくうちに「優しいけど、怖い」という印象が付いてしまったわけですが…私はなにも悪いことはしておらず、責められることもしていないので問題はありません。
 私自身もパワハラする人を脅しているわけですが、脅迫して相手を貶めているわけでなく相手の理不尽に対して正攻法を諭しているだけです。はじめは加害者であっても、次第に被害者になるといったらいいでしょうか。そして私は初めは被害者ではあるのですが、相手を正攻法で諭していくうちに加害者のようになってしまうのです。周りからは純粋で素直で表裏がない単純バカと見えるのですが、実際はかなり腹黒です。自分では腹黒い気はしていないのですが主人曰く「純粋で素直な故の、天然腹黒」らしいです。喜んでいいのかどうかはわかりませんが…。
 とにかく、パワハラはコミュニケーションや心理学をうまく使えばなんとかなるものです。それができなかったり、それも通じない相手であれば限界を迎える前に逃げるしかありません。私は結婚を機にパワハラ上司のいる職場を辞めましたが、ストレスもありましたし、これ以上どす黒い感情を抱きたくなかったというのもあります。はっきりと言えば、結婚を機にやめる必要はなかったのです。パワハラ上司に対応するだけのスキルを持っていても、自分の中に渦巻くどす黒い感情を抱き続けることにが限界があったのかもしれません。なので、結婚を機に逃げました。
 結局はパワハラに対してはあしらうスキルを持っていてもいなくても、最終的には逃げるしかないのです。
 
泪-rui-

 

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