日本人が「民度が高い」と表現されるのは国民の自己肯定感が低すぎるからではないのか?③

 

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 自分に自信があれば、上下関係を気にすることなく意見を言うことができます。「この人は自分より立場が上だから、自分なんかが意見してはいけない」「命令には従わなくてはいけない」と本能的に思ってしまうのは自己肯定感が低いからです。たとえ「それは違うのではないか」と思っていたとしても意見を言えないから従うしかありません。文句があっても大人しく従うだけです。
 個人的見解ですが、日本で自己肯定感の高い方たちはフリーランスである方が多い気がします。会社員であることが性に合わないのです。「それは違う」と進言しても「調子に乗るな」と怒られて、それでトラブルが起こっても進言したことはなかったことにされるのです。それが会社員として我慢すべきことであるならば、そこにいたくありません。上司にとっては「俺の言うことを聞かない生意気な民度の低い部下」だったのでしょう。
 単純に言えば、自分にとって従順であれば民度が高く、反抗的であれば民度が低いというただの個人の感情です。そうなると私は大多数の方から「民度が低い」と表現されるかもしれません。

 

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