「1人でいることが好き」というのは、おかしいのでしょうか。【平々凡々】

 

 

現在の私は主人の協力があり、

「1人でいること」を楽しんでいます。

というのも、親と絶縁したことで、人間関係が一掃されたのですが。

 

幼少期から1人でいることが好きだったし、

友人を作る必要性があまり理解できませんでした。

むしろ「私の邪魔をする存在」と認識していたような気がします。

 

20代になり、引きこもりニートから脱して

家業を精力的に手伝うようになってからは、

「家業に関わる人間関係」と「お客さん」との繋がりは

維持するように努めていましたが、

学生時代の同級生たちとは「業務的な利益がなければ無視」していました。

 

そんなわけで、携帯電話の電源は終業時刻の18時には電源を落として、

以降は、読書や勉強、裁縫などを楽しんでいたのです。

 

家業のことで親と揉めて、

地域にある会社(ブラック企業)に勤めた時に

「連絡することがあるかもしれないから、電源を切るな」と怒られて、

めんどくさいと思いながらも、電源を切ることをやめました。

 

ちなみに、1年後くらいに上司から

「そんなこと言ったっけ?」と言われてムカついたのを覚えています。

その理由は電源を切らない習慣がついてしまったばかりに

就職後にできた人間関係からのどうでもいい連絡が多く、

電源を落とすと、非難される状況になってしまっていたからです。

 

 

家業であるゆえに、

近所や同業の方たちは私の友人関係が希薄なことは知っていますし、

会社の方たちも、もちろん知っています。

 

時折、「友達がいない」ことを揶揄われることがあり、

表面上は曖昧な対応をしているのですが、

心の中では「それの何がいけないのだろうか?」と疑問を抱いていたのです。

 

私の場合、友だちがいた頃は

「なぜ、楽しくもないのに一緒にいなくてはならないのだ」と

かなりのストレスを抱えていて、

それが原因で心を壊しているので、

私のとって「友だちがいない」「わずらしいことがない」

「自分の好きなことができる」ことは、とても良いことです。

 

「付き合い」で行きたくもない飲み会に参加して、

行きたくもない旅行に行くことの、何が楽しいのでしょうか。

 

私は1人で、のんびりぼけ〜っとしながらお茶会をするのが好きだし、

旅行も、まったり1人で行くことが好きなのです。

 

付き合いでお金を使ってしまうので、

1人で行くための資金も減ってしまいます。

 

そして、私が「1人が好き」なことに誰も気づいていないのです。

 

主人から言われたのは

「仕事や業務、利益に関わる人間関係においては手をぬかなかったから」

「あの限界集落な田舎では仕事とプライベートは同義だから

誰も貴女が「完全なる社交」で人間関係を築こうとしているなんて思ってない」

「貴女にとっては、ただの業務の一環であっても、相手はそう思わない」ということです。

 

 

つまりは、私が単なる社交辞令で発していた態度や言葉の全てが

「プレイベートとしての態度や言葉」として扱われていたことになります。

 

 

単純に言えば、家業関係の方達に業務的な笑顔で接していたのが

「友だちが欲しいんだな」「男に媚を売っている」と思われていたということです。

もちろん、家業ですので家族との接触のほとんどは「業務の一環」であり社交になります。

あとは、近所の方々も業務的に良好な関係を築くことが重要なので、業務の一環として関わっていました。

 

私も驚いたのですが、

「スマホの電源を落として、イヤフォンをして、誰とも接触せずに1人で何かをしている」というのが本来の姿であることを誰も知らないのです。

 

 

現在、その本来の姿での生活を続けて5年以上になりますが、

これがもう快適で、楽しくて、充実しています。

 

うちの場合は主人が寂しがりなので、

休日は一緒に出かけたりすることもありますが、

たまに「うざい」と思ってしまうくらいには「1人が好き」です。

 

 

はっきりと言えば、

生まれてからずっと家庭や学校、実家地域で「感情労働」を強いられてきて、

高校生の時に一回限界を迎えて心を壊して、

回復して、また感情労働したけど

「やっぱ無理だわ〜」と色々問題があった親と絶縁して、

「私らしく」生きることにした、ということになりますね。

 

 

昔は周囲から、

「いつも笑顔で元気な子」と言われていましたが、

それは、無理に作った私です。

 

そんな人間はこの世に存在しません。

無理をしているだけです。

 

心の中ではいつも「めんどくさい」と思っています。

 

 

「1人が好き」だったが、

家業や業務の関係で人付き合いが必要だっただけで、

それがなくなれば、「1人だ!ヒャッホー!」と満喫するだけです。

 

ゆえに私はブログを書くことを生業にしています。

 

 

「友だちがいない」のではなく、

「いたとことで、ストレスになるだけ」だとわかっているから、

こうして1人を満喫しているのです。

 

ちなみに現在の携帯電話の電話帳に登録されている業者以外の電話番号は、

主人と義姉だけであり、

LINEの登録も業者以外は、その2人になってます。

 

ちなみに登録外の着信等は拒否設定にしているので、

基本的には主人からの「帰るよコール」しかかかってきません。

義姉には主人が「姪っ子に会いたい」と言い出した時しか連絡してません。

 

そんな状態でも困ることは何もありません。

むしろ、自分のことに集中できるので、日々が充実しています。

 

 

たまに「私にスマホって必要かしら?」と思って

「解約しても問題ないよな」「家にWi-FiとiPad Proあるし」となるのですが、

主人から「貴女が困らなくても、俺が困るから」と言われるので、

これからも所持はするつもりです。

 

 

はっきりと言えることですが、

この生活を手に入れてから生きることが楽しくなり、

幸せだと心から思えるようになりました。

 

 

 

次の「平々凡々」はこちら。

 

 

 

 

 

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