車社会の地域だからと言って市の運営するコミュニティバスに乗らない選択をした方たちに「税金の無駄」なんて言ってほしくない。
こんにちは、泪-rui-です。
私の住んでいる地域が車社会であることは何度かお話させていただいています。
とはいて、それなりに公共交通機関はありますし、
市町村も高齢者や運転のできない人のために力を入れています。
車を常に使っている方たちは、
市が運営しているコミュニティバスを、
「あんなの、いつも空で走っている」
「使う人はいない」
「税金の無駄遣い」などと言っていますし、
私もそんな話をしている方たちをファミレスで見かけたことがあります。
しかし、実際には”空”で走っているわけではありませんし、
朝の時間帯には座席が埋まるくらいには乗っています。
高齢者だけではなく、20代、30代の方も乗っています。
20代、30代は女性の方が多く、
職場がバス停の近くだったり、駅の近くで働いている方のようです。
単純に言えば節約ですよね。
主婦としては当然です。
バスに乗って職場に行けて、帰ってこれるのであれば、
安価で乗れる市のコミュニティバスは最高です。
車の維持費やガソリン代を考えたら、バスのほうが断然お得なのです。
私も目が悪いので運転はしませんが、
やはり外出したいときがあるので、
コミュニティバスを利用しています。
運転をできないわけではないのですが、
車を持ったとしても、乗るのは週に1日あるかどうかになってしまいますので、
だったら車を持たずに公共交通機関を使ったほうが得策です。
私がいろいろな事情からバスを利用しているように、
運転免許証を返還した方や、身体的理由で運転ができない、しないと決めた方も多くいます。
確かに、現役でバリバリ運転している人にはわかりづらいかもしれませんが、
公共交通機関を利用している方、
安価な市のコミュニティバスを利用する方はたくさんいますし、
これからも増えていきます。
車社会の地域だからといって、
「どうせ使う人はいない」とか、
「税金の無駄遣い」なんて言わないでほしいです。
公共交通機関を否定してきた方が、
なんらかの事情で運転ができなくなったとき、
公共交通機関や安価で乗車できる市のコミュニティバスの有難みがわかるはずです。
コミュニティバスは高齢者のためだけにあるわけではなく、
老若男女、誰でも乗ることができます。
ただ「乗らない選択」をしているだけの方たちに、
「税金の無駄遣い」なんてことを言ってほしくありません。
自分が住んでいる地域には、いろいろな方がいて、
いろいろな事情があることを、もっと広い視点で見てほしいですね。
泪-rui-