ビアトリクス・ポターについて。【ピーターラビット展】(2/4)

 

 

前のページはこちら。

ピーターラビットの作者である「ビアトリクス・ポター」は

イギリス「ヴィクトリア王朝」の男尊女卑時代に活躍した女性作家です。

「女だから」という理由で提出した最近研究の論文を無視されるほどの時代でした。

その論文は廃棄されたのか、

残ってもいないのです。

絵本を作り出版社に売り込んでも

女性が社会で働くことに反感があるため

相手にもされません。

諦めずに自費で出版したことにより

「フリデリック・ウォーン社」の目にとまり

出版することができました。

現代には当たり前にある作品の公式グッズや

著作権の管理など

作者の権利を守るシステムも基盤にも

深く関わっている偉大な女性です。

現代日本にも

男尊女卑の風潮は残っているし、

私も憤りを感じることがありますが、

ビアトリクス・ポターの人生を知り、

「負けずに頑張るぞ!」という強い気持ちを改めて抱きました。

参考資料

 

ピーターラビットと絵本の世界 (サンエイムック 時空旅人別冊)

 

次のページはこちら。

 

このブログ記事の「ペーパー版」はこちらになります。

 

静岡市立美術館、ピーターラビット展の公式情報はこちら。

 

 

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA