第4回 中学時代「集団に入れようとしないでくれ」と担任に頼んだら、めっちゃ怒られた。【引きこもりライフを手に入れるまで】

こんにちは。

いつもブログを読んでいただき、ありがとうございます。

連載コラム「孤独とは」です。

今回は「引きこもりライフを手に入れるまで」をテーマに全10回に分けて語らせていただきます。

 

第4回は「1人の方がいいと言ったら、怒られた話」をさせていただきます。

 

中学生のとき、私はいわゆる「いじめ」を受けていました。

とは言っても、私自身が人と関わることが面倒だったため、クラスメイトと馴染めないことは問題ではなかったのです。

 

私が辛かったことは、周りの大人たちがいじめられていることや、クラスに馴染めていないことを「悪いこと」と認識して、私を集団の中に入れようとしていたことです。

昔から、大人の顔色を伺って、ほぼ無意識に望み通りの行動をしてきた私にとって、大人たちに「みんなと仲良くしなさい」と指示されて、クラスに溶け込まなくてはならないことが、最大の苦痛でした。

それがなければ、私は我が道をいく一匹狼となっていたかもしれません。

 

私自身が、クラスに馴染みたいと思っていないけれど、

周りの大人の希望を叶えるために、馴染もうと努力することに疲れてしまい、

担任に「もう面倒くさいので、集団に入れようとしないでくれ」と頼みました。

 

しかし、なぜかメチャクチャに怒られたのです。

 

「そんなんじゃダメでしょ!」みたいなことを延々と言われました。

従順で素直な(?)子どもだった私は、逆らうこともできず「やっぱり人と関わりたくないのは、変なんだ」と思ってしまい、

相変わらず、努力を続けました。

 

なんやかんやで、中学時代の後半はクラスにも馴染むことができましたが、

卒業と同時に、誰とも連絡をとっていません。

ちなみに、高校を卒業した後も、誰とも連絡をとっていません。

同窓会には全て不参加であり、仕事の関係で同級生と接触することはありますが、

プライベートでは関わっていません。

 

たまにお酒の席で会うことがあると、酔った同級生から「お前は、ほんとすげーよ」「なんでそんなにすげーんだ」「お前には勝てない」とお褒めの言葉(?)をいただきます。(仕事関係で会うので、ほとんど男)

言葉にはしませんが「それは、自分が必要ないと感じるものを全て切り捨てているからだよ」が答えです。

 

幼少期から、周りの大人たちに強制されて人と付き合ってきたことは「いい経験」になったとは思っています。

その「嫌な思い」がなかったら、今の私はいないかもしれません。

 

しかし、幼い子どもが周りの大人に強制されて無理に人との付き合いをすることは、

当時の私にとって、辛くて、苦しくて、ストレスでしかありませんでした。

そのストレスが積もり積もったことにより、高校時代に心を壊してしまったのです。

 

るい

 

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