「玉の輿の乗る」のはいいけど、乗った後がめちゃくちゃ大変なんだよ。【有閑倶楽部】第4巻

こんにちは。

いつもブログを読んでいただき、ありがとうございます。

 

今回は漫画の紹介です。

一条ゆかりさんの「有閑倶楽部」第4巻

 

有閑倶楽部はいわゆる「超お金持ち」が主人公のお話です。

私が日頃感じていることは、「お金持ちって大変だよね」ということです。

お金があることは、とてもいいことなのですが・・・その代わりかなりの重圧があるものでかなり自制をしなくてはいけないことも多いからですね。

あとは「玉の輿の乗る」ことが「いいこと」として言われていますが、私としては「玉の輿に乗った後が、大変」なのです。

これは、嫉妬や妬みからそう言っているわけではありません。

私の実家は、いわゆる「バブルの成金」でして、それなりに裕福ではありました。色々あって親と縁を切っていて今は普通に暮らしてばいますが、未だに自他ともに認める世間知らずですし、主人から「それは一般家庭では違うのよ」と教わることもたくさんあります。

まあ、お金はある家庭ではありましたが、幸せではありませんでした。

それに、お金持ちに嫁いできた母親が調子に乗って家のお金を散々使い込み、浮気をしていて、父は「俺が稼いでいるからいいんだ」とそれを放置し、私が「このままではだめだ」と指摘し続けたにもかかわらず、それを恫喝して意見を聞き入れず、落ちぶれたのです。まあ、縁を切ったのは幼い頃からの精神的虐待と、落ちぶれてからの経済的虐待があったからですが。

 

そんなわけで、お金があるからと言っても幸せとは限らないのです。

というか、「使い方」と「金銭管理」の問題ですね。

 

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会社を経営している男性に嫁いだ場合、女性はかなりの負担が生まれてきます。

お客さんがきたらお茶を出したり、接客しなければなりません。常に笑顔でニコニコしていなければなりません。

服装や髪型も綺麗に整えます。家も「いつ誰がきてもいいように」綺麗にしておかなければなりません。

だって、それが「仕事」であり、お金を得るために必要なことで生活に関わってくることですから。

家のお金、資産も減らしてはいけません。むしろ、増やすために努力しなければなりません。

 

サラリーマンだったら、家に仕事関係のお客さんが来ることはほとんどありません。

夫の仕事に関わることなど皆無ですから、自分の仕事に集中していればいいのです。

 

そんなわけで、私は「玉の輿に乗る」ことも「お金持ちに嫁ぐ」ことも羨ましいとは思っていません。

独身時代の私は現代の女性として「むしろ乗られる玉になってやる」という気持ちを抱いて、実家家業とは関係のない自分の仕事に精を出していました。

 

有閑倶楽部を読んでいて、「お金持ちも色々大変なんだよねぇ」という気持ちを思い出しました。

 

泪ーruiー

 

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