人を顔で識別できないので、「声」や「口調」で判断できるようになりました。苦手を得意なことでカバーしただけです。

 

こんにちは。

いつもブログを読んでくださり、ありがとうございます。

今回のテーマは「人を顔で識別できない」についてです。

 

実を言いますと、

私は人を顔で識別することができません。

 

毎日のように顔を合わせていても、意図せずに顔を合わせると「誰だろう?」と悩んでしまうのです。

 

なので、「久しぶり」と声を掛けられても「誰だ?」と迷いながら笑顔でニコニコ親しげに対応しています。

 

 

人の顔が覚えられないのは、子どもの頃からです。

 

休みの日に同級生に会っても私は気づいていないので、

「目が合ったのに、無視された」と学校で言われたりもしました。

 

学生時代は、そのことで人間関係にかなり苦労しました。

 

社会人になってから「それではいけない」と思い、いろいろ努力もしました。

 

とりあえずは、

・誰にでも親しげに、にこやかに対応

・ボケキャラであり続ける。

・声と体の動かし方で判断する。

・集まりがあるときは、来る人のデータを書き出して把握する、などです。

 

そんな対策のおかげもあってか、周りの人たちは私が「人の顔を覚えられない」とは気づかずに、「ただのボケ女」「人好き」と勘違いしていました。

私は「人好き」なわけではなく、「もし、近い知り合いだったら」という恐怖から誰にでも親しげに接していたのです。

さすがに毎日や週に1度の頻度で会っている人に対して「誰?」という顔をするわけにはいきませんからね。

 

ちなみに、最初の頃は「写真で覚えよう」としました。

 

しかし、写真の顔を実物が「まったく違う顔に見える」のです。

 

 

少し調べてみたら、そういう方は案外いるようです。

視覚というか認識障害のようなものみたいですね。

 

私が人を識別するのは、殆ど「声」や「口調」です。

 

長い間、そうやって生活してきたことと、アニメ好きでもあるので、

完全なる「声フェチ」になってしまいました。

 

 

アニメを見るときも、殆ど「声とBGMだけ聴いている状態」です。

 

よく「それで内容わかるの?」と聞かれますが、

声優さんの演技、声の抑揚、口調、SE、BGM、セリフの流れで殆ど理解できるので、問題はありません。

 

まあ、私が若いころにはBLのドラマCDをたくさん聞いていたので、訓練されたというのもあるかもしれません。

人を顔で識別することができずに困っていたのですが、

アニメ好き、声優好き、ドラマCDを散々聞いていたということもあり、

「顔がわからん」という弱点を、「声で判断」してカバーしたというお話です。

 

泪-rui-