オリジナル小説

これはかなりガチなやつだなと思った。【オリジナル小説】【短編】 短編

これはかなりガチなやつだなと思った。【オリジナル小説】【短編】

  お昼ご飯は、1人で食べたい。いつもそう思うわけではない。 でも、会社に来て一生懸命働いた午前中。お昼休みくらいは1人でご飯を食べて、のんびりと頭を休めて午後に備えたい。 他の女の子たちは、揃ってご飯を食べに言って他愛もない話に花を咲かせている。仲が悪いわけではないのだけど、仲がいいわけでもない。…
嘘で塗り固められた彼女は綺麗なものを求めていた【オリジナル小説】【短編】 短編

嘘で塗り固められた彼女は綺麗なものを求めていた【オリジナル小説】【短編】

  命が尽きる瞬間。瞳に映るものはなんだろうか。 どうせなら最高に美しいものがいい。こんな醜い世界で生きていたのだから、死に際くらい、綺麗なものが見てみたい。  彼女は美しいものを求めて、どこかへ消えた。  「人生なんて、クソつまらない」 彼女は、いつも吐き捨てるように毒づいた。いつも笑顔で楽しそう…
「つまらない」は彼女が葛藤している証拠【オリジナル小説】【短編】 短編

「つまらない」は彼女が葛藤している証拠【オリジナル小説】【短編】

  何かあるのかもしれないし。何もないのかもしれない。 だからと言って、何もしないわけにもいかない。 それが、生きていくと言うこと。  自分の直感を信じるしかないし、間違っていたとしても、なんとかするしかない。 たとえ、何が起ころうとも。信じた道を進むしかないのだから。  「ああ、つまらない」 そう…
埋もれていく部屋と私。【オリジナル小説】【短編】 短編

埋もれていく部屋と私。【オリジナル小説】【短編】

    いらないものが、多すぎる。 けれど、必要なものってなんだろう。 必要なものだけに囲まれていたい。けれど、何が必要なのかわからない。 だから、いらないものが増えていくのだろうけれど。  「これ、可愛いね」 友達と雑貨屋に行ったら、可愛いものを見つけた。盛り上がってしまい、お揃いで買ってしまう。…
不器用な彼は、どこまでも不器用だった。【オリジナル小説】【短編】 短編

不器用な彼は、どこまでも不器用だった。【オリジナル小説】【短編】

  私は弱虫だ。いつも強がっている。 苦しくても、辛くても、泣きたくても。笑っていれば、幸せになれると信じて笑顔を作る。 生きていくためにはお金が必要で。稼ぐためには働かなくてはならない。 上司に恵まれないのも。仕事やミスを押し付けられるのも。 稼ぐためには仕方ない。辛いと言ってしまったら、生きてい…
お天気と人間不信 〜誰も私を見てくれないの〜【オリジナル小説】【短編】 短編

お天気と人間不信 〜誰も私を見てくれないの〜【オリジナル小説】【短編】

天気によって、気分が変わる。「天気病み」と言うものだ。 正確には、天気ではなく気圧の変化に気分が左右される。頭が重くなるし、脳も働かないし、体も重くなる。 雨の日は低気圧。雨から晴れになり、低気圧が高気圧に変われば、その変化。台風の後に一気に高気圧になれば、一気に負担がかかる。 風が強い日も、気圧が…
彼女が空を見上げて独り言を呟く。僕は、ただ聞いている。【オリジナル小説】【短編】 オリジナル小説

彼女が空を見上げて独り言を呟く。僕は、ただ聞いている。【オリジナル小説】【短編】

彼女が空を見上げて独り言を呟く。僕は、ただ聞いている。  その人は、いつも何かを見ていた。 「今日は、いい天気ね」  彼女は空を眺めて、そう呟いた。 僕は、コーヒー飲みながら彼女を見つめていた。  返事を求められているわけではない。 彼女は、ただ呟いただけなのだ。  話しかけるような言葉であっても、…
生きることはクソつまらないから、自分で楽しくするしかないのだ。 オリジナル小説

生きることはクソつまらないから、自分で楽しくするしかないのだ。

   最近、「朝活」というものが流行っているらしい。 私は流行りだす数年前から朝活を実行していた。当時は「おまえ、朝早くからバカじゃないの?」とか言われていたが、私には朝活しなければならない事情があったのだ。  先日、当時のことを思い出したので語ろうと思う。    当時の私は介護施設で働いていた。給…
お互いのために、別の人生を歩んで幸せになろうよ。 オリジナル小説

お互いのために、別の人生を歩んで幸せになろうよ。

 私の求める生き方とは、なにか。 その答えは、もう出ているけれど正しいのかはわからない。  人に関わらないように、ひっそりと生きていきたいと言ったら殆どの人が私のことをおかしいと言ったのだ。なんでも「人と関わらなければ、生きていくことができない」らしいのだ。 けれど、私はそうは思わない。 今は、イン…