【オリジナル小説】 都合のいい神様は存在しません。 小説

【都合のいい神様は存在しません。】 第15話

 

熱海旅行を満喫した私はお土産を渡すために都さんの店に向かっていた。
 
看板が出ていないので仕方ないのだが、都さんのお店は「古書喫茶Note」というらしい。
 
 
2泊3日の熱海旅行で3日目のお昼過ぎには家に帰っていたので午後3時に都さんのところに行くことにした。
 
新しいスマホには都さんの連絡先を入れてもらったので電話をして了承を得た。
もともと、お母さんからも行くように言われていたし都さんにも言ってあったらしい。
 
家から、都さんのところまで歩いて10分くらいだ。
毎日、歩いて通うには問題はない。
 
「Note」の前まで来て、ドアを押すとカランとベルが鳴る。
 
 
「こんにちは~」
「いらっしゃい、葉月ちゃん」
 
コーヒーの香りに、なぜか安心する。
 
「これ、お土産です」
「あら、ありがとう」
「人気のプリンなんですけど」
 
そのお店オリジナルの保冷バッグに入ったプリンを渡すと都さんは嬉しそうに笑った。
 
「こんなにたくさん、ありがとう」
「お父さんが、お客さんにも出すだろうからって」
「うん、すごく助かるわ」
 
今日は、都さんからいろいろと説明を受けることにもなっている。
「Note」を手伝いながら、ここで勉強することになっているのでバイトでありながら学校でもある。
 
私もどうすればいいのか、よくわかっていない。
だからこそ、最初にいろいろ聞いておかなければならないのだ。
 
 

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泪-rui-

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